創立70周年を迎えて
一般社団法人中野区体育協会 会長
根本 一範
MESSAGES
中野区バレーボール協会の創立70周年にあたり、数々の歴史を構築された先輩諸氏に敬意を表すると共に、心からお祝い申し上げます。
協会が創立された昭和26(1951)年<当時、バレーボールのコートは、学校の校庭の片隅にありました。現在、屋内競技であることが当然のこととなり、世界のスポーツ界では、サッカーと並ぶビックスポーツとして広く著しい普及と進歩を遂げてきました。
また、区内大会では、6人制に加え9人制、家庭婦人シニア、一般男子マスターズなど広く参加者枠を広げ、地域・シニアスポーツとして多くの参加者を得ていることは、生涯スポーツの発展を目指す中野区体育協会にとっても心強い限りです。
2021年夏に開催された「東京2020オリンピック・パラリンピック」は、『すべての人が自己ベストを目指し(全員自己ベスト)』 『一人ひとりがお互いを認め合い(多様性と調和)』 『そして、未来につなげよう(未来への継承)』をコンセプトとしました。躍動するアスリート、その表情、その努力、その涙、その精神に触れ、私たちは感動し、手に汗を握り、共に涙を流すこともありました。
このスポーツの持つ力は誰もが共感でき、中野区バレーボール協会もこの力を信じ、守り、より多くの方々に感じて貰えるよう一歩一歩努力を積み重ねてきた70年と思います。
創立70周年を迎え、貴協会の更なる発展と、引き続き区民のバレーボール振興にご尽力されることを期待しております。関係者の皆様の一層のご健勝を祈念いたしまして、お祝いの言葉といたします。